Androidスマホが充電できない原因と対処法|水分警告・接触不良・80%で止まる場合も解説

トラブル解決
この記事で解決できること

警告の有無を確認し、別の充電器・ケーブル・コンセントで原因を切り分けます。水分の警告、接触不良、80%前後で止まる設定、電源が切れた場合など、症状ごとの対処を公式情報で整理しています。

難易度★☆☆☆☆
最初の確認約15分
データ消失基本なし
確認した最新OSAndroid 17
情報確認:公式情報で確認済み(2026年10月27日)
まず確認

まず試してほしいこと

上から順番に確認してみてください。

1
警告と異常の有無を確認

膨らみ・焦げたにおい・異常な発熱・水濡れがあれば、充電をやめて相談します。

目安 1分
2
別の充電器・ケーブルで試す

同じ充電器で別の機器を充電し、充電器側かスマホ側かを切り分けます。

目安 3分
3
充電の上限設定を確認

80〜95%前後で止まる場合は、電池を守る設定が働いていないか確認します。

目安 2分

Androidスマホを充電器につないでも充電されない、途中で止まる、見慣れない警告が出る――そんなときは、上の「まず試してほしいこと」の順に確認すると、原因を絞り込めます。

80%前後で充電が止まる場合は、故障ではなく、電池を守る設定で止まっていることがあります。初期化は、修理窓口に相談したあとの最後の手段です。下のナビで近い症状を選ぶと、まず試すことが表示されます。

この記事は「充電できない・途中で止まる・警告が出る」ときの対処法をまとめています。充電はできるものの時間がかかる場合は、Androidスマホの充電が遅い原因と対処法をご覧ください。

目次

先に確認:次の状態なら、充電を続けずに使用をやめてください

1つでも当てはまれば、充電・使用を中止

  • 本体やバッテリーが膨らんでいる、画面や背面が浮いている
  • 焦げたにおいがする、煙が出ている
  • 本体や充電ケーブルが触れないほど熱い、充電中に以前より明らかに熱くなる
  • 充電端子(USB-Cポート)や本体が濡れている、水分・液体の警告が出ている
  • 充電端子に焦げ・溶け・腐食がある、強い衝撃で本体が変形している

このようなときは、ケーブルを替えて試したり、何度も充電し直したりしないでください。リチウムイオン電池を使った製品について、NITE(製品評価技術基盤機構)も「異常を感じたらすぐに充電・使用を中止する」よう呼びかけています。

異常があるときの対応

  • 安全に操作できるときだけ、充電器をコンセントから外す(熱くて触れない場合は、無理に触らない)
  • 煙や火が出ているときは、端末や充電器に近づかず、その場から離れて119番に通報する
  • 購入した販売店・通信会社・メーカーに相談する
  • 濡れている場合は、水分・液体の警告が出るときの手順で乾かしてから判断する

症状から対処法を探す「充電トラブルナビ」

いちばん近い症状を選ぶと、まず試すことが表示されます(80%前後で止まる場合は、スマホのメーカーも質問します)。

Q1. どんな症状ですか?
Q2. スマホのメーカーはどれですか?

同じメーカーでも、機種やAndroidのバージョンによって設定の有無や名前が異なります。

Q1で症状を選ぶと、ここにまず試すことが表示されます。

まず試すこと:充電器側かスマホ側かを切り分ける
  1. その充電器とケーブルで、別のスマホなどを充電できるか試す
  2. ケーブルを両端ともしっかり挿し直し、コンセントに直接つなぐ
  3. スマホの充電に対応した、傷みのない別のケーブル・充電器に替えて試す
詳しくは充電器につないでも反応しないときへ。
まず試すこと:充電中の使い方と充電器を見直す
  1. ゲームや動画など、電池を多く使う操作をやめる
  2. パソコンのUSBではなく、コンセントにつないだ充電器を使う
  3. スマホに合った出力の充電器・ケーブルに替える
詳しくは充電中の表示は出るのに増えないときへ。
まず試すこと:正常な充電器で、しばらく充電する
  1. 正常な充電器・ケーブル・コンセントにつなぎ、1分ほど待って充電中の表示が出るか確認する
  2. 表示が出たら、少なくとも30分ほど充電してから電源を入れる
  3. 電池が完全になくなったまま長く使っていなかったGoogle Pixelは、最大25分ほど何も表示されないことがあります
詳しくは電源が切れていて反応しないときへ。
まず試すこと:ほこりとケーブルの断線を確認する
  1. 充電端子にほこりやゴミがないか、明るい所で確認する(中に物を入れない)
  2. 別のケーブルでも同じか試す(ケーブルを動かすと途切れるなら断線の可能性)
  3. 端子がグラグラする・焦げ跡がある場合は、修理を相談する
詳しくは差し込む角度で充電が途切れるときへ。
まず試すこと:充電をやめて、端子を乾かす
  1. ケーブルを外し、濡れた状態では充電しない
  2. 電源を切って乾かす(手順はPixelとGalaxyで異なります)
  3. 端子の中に綿棒や針などを入れない。強く振ったり叩いたりしない
詳しくは水分・液体の警告が出るときへ。
まず試すこと:充電器とケーブルを替える
  1. 変換アダプターを使っている場合は外す
  2. スマホに対応した充電器・ケーブルに替える
  3. ケーブルや充電器に傷・変形があれば使うのをやめる
詳しくは充電器・ケーブルの警告が出るときへ。
まず確認すること:充電の上限を決める設定がオンになっていないか
  1. 故障ではなく、電池を長持ちさせるために充電を途中で止める設定が働いていることがあります
  2. 上のQ2でメーカーを選ぶと、設定の場所の目安を表示します
  3. 設定がない機種もあるので、見つからない場合は取扱説明書で確認してください
詳しくは80%・85%・90%くらいで止まるときへ。
まず試すこと:充電器を外して、本体を涼しい場所で休ませる
  1. 直射日光の当たる場所や車内など、暑い場所から移動する
  2. 充電中のゲームや動画をやめ、ケースを外す
  3. 本体の温度が下がると、充電が自動で再開される機種があります
詳しくは本体が熱くなって充電が止まるときへ。
まず試すこと:置き方とケースを確認する
  1. お使いの機種がワイヤレス充電に対応しているか確認する
  2. ケース(特に金属製やリングホルダー付きのもの)を外し、充電器の中央に置き直す
  3. 改善しない場合はケーブルで充電する
詳しくはワイヤレス充電だけできないときへ。
充電が遅いだけの場合は、別の記事で解説しています 充電器の出力、ケーブル、充電中の使い方、温度などを順に確認する方法は、Androidスマホの充電が遅い原因と対処法をご覧ください。

上のQ2でメーカーを選ぶと、充電の上限を決める設定の場所の目安を表示します。

Google Pixelの場合設定アプリの[バッテリー]→[バッテリー ヘルス]→[充電の最適化]で「80% に充電」が選ばれていると、80%で止まります。オフにすると100%まで充電されます。なお、80%に制限していても、電池の残量を正しく測るために10回に1回ほどは100%まで充電されます。表示は機種やAndroidのバージョンによって異なります。詳しくはこちら
Galaxyの場合設定アプリの[バッテリー]→[バッテリーを保護]を確認します。「最大」では80〜95%の範囲(5%刻み)で上限を決められます(上限を選べるのはOne UI 7.0以降)。「標準」では100%まで充電したあと95%に下がるまで充電を止めます。表示は機種やOne UIのバージョンによって異なります。詳しくはこちら
AQUOSの場合一部の機種には、設定アプリの[バッテリー]→[インテリジェントチャージ]に「最大充電量を変更」があり、有効にすると約90%で充電を止めます。同じ設定がない機種もあります。詳しくはこちら
Xperiaの場合設定アプリの[バッテリー]→[いたわり充電]を確認します。「常時」にしていると、決めた上限の容量で充電を止めます。また、いたわり充電の途中で充電器を外すと、満充電にならないことがあります。表示は機種によって異なります。詳しくはこちら
それ以外・わからない場合設定アプリの「バッテリー」の中に、「充電の上限」「バッテリー保護」「いたわり充電」などの項目がないか探してください。名前や有無は機種ごとに違うため、見つからない場合は取扱説明書やメーカーのサポートページで確認します。詳しくはこちら

症状に近いものを選んで読んでください。

まず確認したい4つのこと

安全上の注意に当てはまる症状や、水分・液体の警告がない場合は、次の4つを確認すると、原因が充電器側かスマホ側かを絞り込めます。

水分の警告が出ている場合

ケーブルの交換などは試さず、先に端子を乾かす手順を行ってください。

  1. その充電器とケーブルで、別の機器を充電できるか:別のスマホなどが充電できなければ、充電器かケーブルが原因の可能性が高くなります。
  2. コンセントに直接つないでいるか:パソコンのUSB端子や延長タップを外し、照明など別の電気製品が動くコンセントにつなぎます。
  3. ケースや周辺機器が邪魔をしていないか:ケースでプラグが奥まで入っていないことがあります。ケースや外付けの電池パックなどを外して試します。
  4. 再起動したか:スマホが充電器を正しく認識していない場合、再起動で改善することがあります。

充電器につないでも反応しないとき

つないでも充電中の表示が出ない場合は、充電器・ケーブル・コンセント・スマホのどこに原因があるかを、1つずつ入れ替えて確かめます。上から順に試してください。

※表は横にスクロールできます

試したこと結果次にすること
ケーブルを両端とも挿し直した充電されたそのまま使う。抜けやすい場合は端子の汚れやケーブルの劣化を確認
同じ充電器・ケーブルで別の機器を充電した別の機器も充電できない充電器かケーブルが原因の可能性が高い。どちらかを替えて試す
別のケーブルに替えた充電された元のケーブルの断線・故障の可能性。元のケーブルは使わない
別の充電器に替えた充電された元の充電器の故障・出力不足の可能性。故障した充電器は使わない
別の充電器・ケーブル・コンセントでも試したどれでも反応しないスマホ側(充電端子・電池・本体)の可能性。端子の確認と修理の相談へ

ポイント

充電中の表示は出るのに増えないとき

充電中の表示は出ているのに残量が増えない場合は、充電される量より使う量が多いか、充電器の出力が足りていない可能性があります。次の5つを確認します。

  • 充電中の使い方:ゲームや動画など電池を多く使う操作をしていると、充電しても残量が増えにくくなります。充電中は使用を控えます。
  • 電源の種類:パソコンのUSB端子などコンセント以外からの充電は、時間がかかることがあります。コンセントにつないだ充電器を使います。
  • 充電器・ケーブルの出力:出力の小さい充電器や、スマホに合わないケーブルでは、充電が遅くなったり、残量が増えなかったりします。
  • 温度:本体が熱いと、電池を守るために充電が抑えられたり止まったりします(本体が熱くなって充電が止まるとき)。
  • 上限の設定:80%前後で増えなくなる場合は、充電の上限を決める設定を確認します。

残量は増えるものの時間がかかるだけの場合は、Androidスマホの充電が遅い原因と対処法で詳しく確認できます。

電源が切れていて、つないでも反応しないとき

電池が完全になくなると、充電器につないでもすぐには画面がつかないことがあります。まず、まず確認したい4つのことで充電器・ケーブル・コンセントに問題がないことを確かめ、正常な充電器につないで1分ほど待ちます。そのうえで、表示があるかどうかで分けて確認します。

※表は横にスクロールできます

状態次にすること
電池のアイコンやランプが表示される電源が切れた状態で充電されています。少なくとも30分ほど充電してから、電源ボタンを長押しして起動を試します。表示のしかたは機種によって異なります
Google Pixelで、電池が完全になくなったまま長い期間電源を入れていなかった。つないでも何も表示されないこのようなPixelは、電源につないでも最大25分間は充電アイコンが出ず、振動もなく、画面も反応しないことがあります。つないだまま待ち、25分たっても反応がなければGoogleの修理案内を確認します(Google Pixel ヘルプ)
Pixel以外の機種で、つないでも何も表示されない別の正常な充電器・ケーブルでも試し、それでも反応しない場合は、機種ごとの取扱説明書やメーカーの案内を確認します。Galaxyでは、残量が0%のときは数分充電してから電源を入れるよう案内されています(Samsung)

「最大25分」はPixelだけの話です

電池が完全になくなったまま長い期間電源を入れていなかったGoogle Pixelについての公式の説明です。ほかのAndroidスマホにそのまま当てはまるわけではありません。

充電しても起動しない場合は、画面だけが映っていない可能性もあります。別の電話から着信を鳴らして、音が鳴るか確かめます。詳しくはAndroidスマホの電源が入らないときの対処法をご覧ください。

差し込む角度で充電が途切れるとき(接触不良)

ケーブルの角度や差し込み方で充電されたりされなかったりする場合は、充電端子(USB-Cポート)の汚れ・劣化か、ケーブルの断線が考えられます。

  • 端子の中のほこり・ゴミ:明るい所で端子の中を確認します。Pixelでは、ゴミが付いている場合は端子を下に向けて手で軽くたたいて取り除くよう案内されています。
  • 端子の中に物を入れない:Pixelの公式手順では、端子の内部には何も入れないよう注意されています。綿棒・つまようじ・針・金属のピンなどで掃除すると、端子を傷めるおそれがあります。
  • ケーブルの断線:充電中にケーブルを動かすと充電が途切れる場合は、断線の疑いがあります。別のケーブルで同じ症状が出るか確かめ、断線したケーブルは交換します。
  • 端子の劣化・故障:端子がグラグラする、挿し方によって充電できたりできなかったりする状態が続く場合は、端子の劣化や故障の可能性があります。修理の相談を検討してください。

端子に焦げ・溶け・腐食があるとき

使うのをやめて、修理を相談してください。

接触不良を防ぐコツ

  • ケーブルはゆっくり、まっすぐ抜き差しする
  • 強く引っ張ったり、きつく折り曲げたりしない

「水分」「液体やゴミ」の警告・水滴のマークが出るとき

充電端子やケーブルに水分やゴミがあると、スマホが検知して警告を出し、充電を止めることがあります。表示も対処のしかたもメーカーごとに違うため、お使いのメーカーの手順に沿ってください。

共通:濡れた状態で充電を続けない

やってはいけないこと

  • 濡れたまま有線で充電する(乾くまでケーブルをつながない)
  • 端子の中に綿棒・ティッシュ・針などを入れる
  • 強く振ったり、叩きつけたりする

ドライヤーの熱風などで急いで乾かす方法は、PixelとGalaxyの公式の手順には含まれていません。公式の手順どおり、室温・風通しのよい場所で乾かします。

Google Pixelの場合

Pixelでは、「USB ポート内の液体やゴミ」や「充電器を電源から外してください」と表示されます(後者は、端子やケーブルが熱くなりすぎた場合にも表示されます)。(出典:Google Pixel ヘルプ)

  1. 充電器をコンセントから外し、温度が下がるまで数分待ってから、スマホからケーブルを外します(ケーブルが非常に熱くなっていることがあります)。
  2. 端子とケーブルに水分やゴミがないか確認します。濡れている場合は、スマホの電源を切り、スマホとケーブルをそれぞれ平らな場所に置いて室温で乾かします。ゴミがある場合は、端子を下に向けて手で軽くたたきます。
  3. 汚れも水分もないのに「USB ポート内の液体やゴミ」と表示される場合は、「USB ポートをご使用いただけます」と表示されるまで数分待ちます。「充電器を電源から外してください」の場合は、電源を切って数分待ち、入れ直します。
  4. 端子が乾いていて汚れもなく、数分使わずにいても通知が消えない場合に限り、設定アプリの[アプリ]→[アプリをすべて表示]→右上のメニューで[システムアプリを表示]→「USB の設定」または「Android システム」→[ストレージとキャッシュ]→[キャッシュを削除]を行います。

問い合わせの目安(Pixel)

  • 「USB ポート内の液体やゴミ」が2時間以上消えない
  • 「充電器を電源から外してください」が何度も表示される

この場合は、Googleに問い合わせるよう案内されています。

Galaxyの場合

Galaxyでは、充電端子の水分を検出すると水滴のアイコンが表示され、その間はUSBケーブルでの充電ができません。(出典:Samsung)

  1. 充電ケーブルを外し、端末の電源を切ります。
  2. 充電端子を下に向けて軽く振り、水分を出します(強く振ったり叩いたりすると破損の原因になります)。乾いた布で拭く方法も案内されています。
  3. 風通しのよい場所で十分に乾かし、乾いてからケーブルをつなぎます。
  4. 乾かしても消えない場合は、端子にほこりや異物がないか確認し、端子が完全に乾いていることを確かめたうえで、設定アプリの[アプリ]で「システムアプリを表示」をオンにし、「USBSettings」→[ストレージ]→[キャッシュを消去]を行います。

濡れていないのに表示される場合について、サムスンの公式案内(英国版)では、湿度が高いだけでも表示されることがあるため、浴室やキッチンなど湿気の多い場所を避けて充電する、ケーブル側の水分を疑って別のケーブルを試す、といった確認が案内されています。それでも改善しない場合は、購入した通信会社やサムスンのサポートに相談します。

その他のメーカーの場合

AQUOS・Xperiaなどほかのメーカーの機種は、表示や手順が異なることがあります。お使いの機種の取扱説明書やメーカーのサポートページで、水に濡れたときの扱いを確認してから充電してください。乾かしても警告が消えない場合は、購入した通信会社やメーカーに相談します。

「充電用アクセサリーを確認」・黄色い三角などの警告が出るとき

充電器やケーブルがスマホに合っていない、または傷んでいるときに出る警告です。

  • Google Pixel:「充電用アクセサリーを確認してください」と表示された場合は、ケーブルや電源アダプターが損傷しているか、スマホに対応していない可能性があります。この状態では、充電がかなり遅くなったり、まったく充電されなかったりします。対応するケーブルと充電器で充電してください。
  • Galaxy:電源を切った状態で充電したときに黄色い三角のアイコンが表示される場合は、充電器やケーブルから送られる電力が足りない可能性があります。USB変換アダプターを外し、端末に対応した充電器とケーブルを使い、別の組み合わせも試します。

ケーブルや充電器に傷・変形・焦げなどがある場合は、使うのをやめて交換してください。

80%・85%・90%くらいで充電が止まるとき

80%で充電が止まるときは、電池を守る充電上限の設定を確認することを示す説明イラスト

80〜95%くらいで充電が止まる場合は、故障ではなく、電池を長持ちさせるために充電の上限を決める設定が働いている可能性があります。

設定は機種ごとに違います

設定の有無や名前、止まる割合は、メーカー・機種・Androidのバージョンによって異なります。お使いの機種にその設定があるか、まず確認してください。

※表は横にスクロールできます

メーカー設定の場所(目安)止まる割合など
Google Pixel(公式)設定→[バッテリー]→[バッテリー ヘルス]→[充電の最適化]「80% に充電」を選ぶと80%で止まる。10回に1回ほどは、残量を正しく測るため100%まで充電される
Galaxy(公式)設定→[バッテリー]→[バッテリーを保護]「最大」は80〜95%の範囲で5%刻みに上限を指定(One UI 7.0以降)。「標準」は100%まで充電後、95%に下がるまで止める
AQUOS(一部の機種。例:sense9)設定→[バッテリー]→[インテリジェントチャージ]→「最大充電量を変更」有効にすると約90%で充電を止める
Xperia(一部の機種。例:1 V)設定→[バッテリー]→[いたわり充電]「常時」では決めた上限の容量で止める。いたわり充電の途中で外すと満充電にならないことがある

表の内容は、各社の公式ヘルプや取扱説明書(ソフトバンクのオンラインマニュアルなど)で確認できた機種の例です。設定が見つからない場合は、次の方法で探します。

  • 設定アプリの「バッテリー」の中で、「充電の上限」「保護」「いたわり」などの項目を探す
  • お使いの機種の取扱説明書やメーカーのサポートページを確認する

Pixelの「アダプティブ充電」やXperiaの「いたわり充電」のように、充電の習慣を学習して充電の速さを調整し、充電器を外す時刻のころに満充電になるようにする機能もあります。充電の途中で進みが止まっているように見えても、外す予定の時刻までに満充電になる場合は、この機能が働いている可能性があります。

本体が熱くなって、充電が止まるとき

スマホが高温になると、電池を守るために充電が一時的に止まることがあります。Google PixelとXperia(取扱説明書)では、温度が下がると自動で充電が再開されると説明されています。次の点に気を付けて、温度を下げてから充電します。

  • 直射日光の当たる場所や車内など、暑い場所での充電を避ける
  • 充電中のゲーム・動画・ナビなど、負荷の高い使い方をやめる
  • 熱がこもりやすいケースを外す
  • 極端に冷たい状態(寒い屋外から戻った直後など)での充電も避ける

触れないほど熱い、充電中に以前より明らかに熱くなる、といった場合は、冒頭の注意のとおり使用と充電をやめてください。発熱そのものの原因と対処は、Androidスマホが熱いときの対処法で解説しています。

ワイヤレス充電だけできないとき

  • 対応機種か:ワイヤレス充電に対応していない機種もあります。Google Pixelでは、Pixel 3a・4a・4a (5G)・5a (5G)・6aは非対応です。
  • ケース:厚いケース、金属のケース、リングホルダー付きのケースは、充電の妨げになったり、充電を止めたりすることがあります。Pixel 9a以前では、マグネット付きのケースも同様です。Qi2に対応したPixel 10以降(Pixel 10aを除く)では、Qi2に対応したケースを使います。ケースを外して試すと切り分けられます。
  • 置く位置:充電器の中央に置き直し、充電中は動かさないようにします。鍵やカードなどの金属を、本体と充電器の間に挟まないでください。Pixel 9a以前では、金属や磁石を近づけないよう案内されています。Qi2対応機種(Pixel 10以降など)は、対応する充電器のマグネットで位置を合わせる仕組みです。
  • 充電器の種類:Pixel 10以降と、充電コイルの位置が異なるPixel 9 Pro Foldは、Pixel Standでワイヤレス充電できません(Pixel 9 Pro Foldは、ほかのQi 1.x充電器には対応)。Pixel 9a以前はMagSafe対応の充電器が使えません。従来のQi充電器では、Pixel 10以降でも低速(最大5W)になります。
  • 熱:暑い場所での充電は避け、周りに熱がこもらないようにします。

改善しない場合は、ケーブルでの充電に切り替えてください。ケーブルなら充電できる場合は、ワイヤレス充電器側の問題の可能性があります。

修理を考える目安と、その前にやること

修理を相談したほうがよい状態

  • 正常な別の充電器・ケーブル・コンセントで試しても、まったく充電されない
  • 充電端子がグラグラする、焦げ・溶け・腐食がある
  • 水分・液体の警告が、乾かしても長時間消えない
  • 本体の膨らみ、異常な発熱、においなど、冒頭の注意に当てはまる

相談の前にやること

  1. 電源が入るうちにバックアップする:膨らみや異常な発熱など安全上の異常がなく、ふだんどおり操作できる場合に限ります。電池が切れるとバックアップもできなくなります。修理に出す前に、写真や連絡先などをバックアップしておくと安心です。
  2. 相談先を確認する:通信会社で購入した端末は通信会社、メーカーで購入した端末はメーカーのサポートが基本の窓口です。Galaxyは、起動できる場合は「Samsung Members」アプリで診断できます。
  3. 自分で分解しない:自分で分解すると、保証を受けられない場合があります。電池を自分で取り外すこともやめてください。

初期化は最後の手段です

初期化(リセット)は、スマホの中のデータがすべて消える操作です。Google Pixelの公式ヘルプでも、ほかの手順をすべて試しても解決しない場合の最後の手順として扱われています。充電できないからといってすぐに初期化せず、先に修理窓口へ相談してください。

よくある質問

濡れていないのに、水分の警告が出るのはなぜですか?

サムスンの公式案内(英国版)では、湿度が高いだけでも表示されることがあるとされています。ケーブル側に水分がある場合もあるため、端子とケーブルが乾いていること、警告が消えたことを確認してから、別のケーブルを試します。Pixelでは、汚れも水分もない場合は「USB ポートをご使用いただけます」と表示されるまで数分待ちます。メーカーごとの手順は水分・液体の警告が出るときをご覧ください。

パソコンのUSBにつなぐと充電できない・増えないのはなぜですか?

Google Pixelの公式ヘルプでは、ノートパソコンなどコンセント以外の電源を使うと、充電に時間がかかることがあると説明されています。使いながらだと、残量が増えないこともあります。充電は、コンセントにつないだスマホに合った充電器で行ってください。

モバイルバッテリーで充電できません。

モバイルバッテリー自体の残量や出力が足りない可能性があります。まずコンセントにつないだ充電器で充電できるかを確かめ、充電器では充電できる場合は、モバイルバッテリーやそのケーブルを確認してください。モバイルバッテリーが膨らんでいる・熱いなどの異常がある場合は、使うのをやめてください。

綿棒やつまようじで、充電端子を掃除してもいいですか?

おすすめしません。Google Pixelの公式手順では、端子の内部には何も入れないよう注意されており、ゴミは端子を下に向けて手で軽くたたいて取り除くよう案内されています。取れない汚れや、端子の変形・焦げがある場合は、修理窓口に相談してください。

充電できないまま使い続けても大丈夫ですか?

まず、膨らみ・焦げたにおい・異常な発熱・水濡れがないか確認してください。ある場合は、すぐに使用と充電をやめ、修理窓口に相談します(安全上の注意)。異常がなく、安全に操作できる場合は、電池が切れる前に大切なデータをバックアップしてから原因を確認してください。電池が切れると、バックアップもできなくなります。

参考にした公式情報

確認日:2026年10月27日。メニューの名前や手順は、機種やAndroid・各メーカーのソフトウェアのバージョンによって異なる場合があります。

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下記の環境・公開情報を基準に内容を確認しています。

AndroidAndroid 17
情報確認日2026年10月27日
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この記事を書いた人

Android歴約10年。普段はGoogle Pixelを使っています。Googleやメーカーの公式情報を確認しながら、Androidスマホの「困った」を手順の順番どおりに解説しています。

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